『プロヴァンス マントン産のレモンを使用した、夏にぴったりの爽やかな酸味が楽しめるチョコレート』
■温かい地中海の恩恵を受けた土地で育った肉厚・ジューシーなレモン■
ジョエルデュランが、チョコレート「H」で使用する素材・レモンは、
フランスプロヴァンスにある世界有数のリゾート地・モナコから電車で
10分ほどの場所にある、マントンという土地で穫れたものを使用しています。
マントンはレモンの産地として非常に有名であり、毎年リオのカーニバルと
同じように、世界的に有名なレモン祭りが開かれており、レモンで作られた
全長3Mもある恐竜のオブジェが飾られ、130万個以上を使って作られた
パレード用のオブジェを見る事ができます。
フランス全土で食べられているうちの7割以上のレモンを生産する土地マントンは、
年間を通じて10度を下回る事のない暖かい地中海の恩恵を受けた土地であり、
果汁量が多く、貯蔵性も高いため、世界でも最高級品質と言われています。
日本市場に出回っているレモンと比較すると、その形状は皮が厚めで、
形がごつく、酸味の刺激が弱く、レモンを皮のまま食べても、オレンジのような
甘みを感じる事ができます。
■マントン産レモンの香りとみずみずしさを存分に感じて頂く為の工夫■
チョコレート「H」で使用されているレモンは、深くて濃いカカオの香りに
打ち消される事なく、食べた後も香りが強く残ります。
その理由は、マントン産のレモンは太陽をいっぱいに浴びて、厚く育った
皮そのものが強く香る事が特徴であり、その特徴を生かして、ジョエルデュランが
レモンの皮を粒状に細かく刻みチョコレートに混ぜる事で、シャキシャキとした
マントン産のレモンの食感を感じながら、香りも存分に楽しめるように作られて
いるからです。
またジョエルデュランは、フランスで肉料理のスパイスとして使われる事の多い、
プロヴァンス産のスパイス・クローブをチョコレートに少量 加え、レモンの香りを
逃がさない工夫を施しています。
■フランス本店では1日の始まりに食べ、爽やかに一日をスタートさせる■
チョコレートを、1つのお皿に盛られる料理として考えているジョエルデュランは、
「フランス料理の主菜のような味のチョコレートを作ろう」と思い、
「H」のチョコレートの創作活動をスタートしました。
代表的なフランス料理である”ポトフ”で使われるクローブを使い、
チョコレートを作ろうと思った事がきっかけでした。
薫製したようなさわやかな苦みのある風味を、マントン産のレモンの爽やかな
甘みが和らげ、舌でとろける頃には、さわやかな食感と味合いが残る
チョコレートとして完成しました。
ジョエルデュラン本人も、このチョコレートをとても気に入っており、
お店を開店させる1日の始まりに食べる事の多いチョコレートの1つです。