■夏は暑く、冬は寒い。季節ごとの特徴が色濃いフランス・プロヴァンスで育つミント■
ジョエルデュランの「M」のチョコレートで使われているミントの産地であるプロヴァンスは、地中海性気候のため、一年を通して温暖な気候です。そのため多くのフランス人がバカンスに訪れるほど観光地として有名で、北海道よりも緯度が高く、アルプスからの北風ミストラルが吹く冬は寒く、サハラ砂漠からの熱風シロッコが吹く夏は暑い地域です。さらに雨が少ないため豊富なハーブが育つのに理想的な環境が整っています。
■古代ローマでは大切な客人をもてなすために使われたミントはフランス人の日常食■
ミントは古くから世界中で利用されており、ピラミッド建設の際に労働者たちの食事に用いられたとの記録が残っています。古代ローマ時代は、大事なお客様をもてなす際は、テーブルの上でミントの葉をこすり爽やかな香りを漂わせるという風習もありました。今でもフランスではミントはハーブとして料理やカクテル、菓子等の材料となるほか、精油は香料として食品や歯磨き粉に添加されたり、アロマテラピーに用いられていることもあります。ミントには成分としてメントールが含まれているため、爽快感や冷涼感を感じることもできるためフランスでも7月にはよく使われます。
■ 一口かじると清涼感が口に広がる貴重なスペアミントを使用■
ミントの種類は2種類あり『ペパーミント系』と『スペアミント系』に分けられます。『ペパーミント』は香りが強く、メントールの含量が多いため、味も苦みも強く薬用としては優れています。『スペアミント系』の香りはほどよく、そのためジョエルデュランのチョコレートはカカオの香りを消さずミントとカカオの両方を楽しんで頂くためにスペアミント系のミントを使用しているのです。
■フランス本店では食後に食べるチョコレートとして人気■
ジョエルデュランのMのチョコレートを日常的に食べてもらいたいというショコラティエの強い希望から、フランスプロヴァンス産のミント特有の甘い香りとカカオの香りのマリアージュを楽しんでいただくとともに、ミントの胃を整える効能を実感してもらうために、食後に食べて頂くことをお勧めします。